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あるホテルの悩み!!

     凹凸シールで滑り対策したものの??その2

 私が今回のテーマに難色を示しているのは、前回見積もりを出しながら却下されたからではありません。1年前に床全面に貼られた凹凸シールを剥がす作業と、剥がした後に残留している粘着剤、接着剤を剥離する際、必然的に発生する臭いに大きなトラブルを予測するからです。年中無休で250を超える客室を誇る大きなホテルですから、利用されるお客様に流出した臭いで不快感を与える訳にはいきません。

 ホテルの施設管理責任者は、多少の臭いは止む得ずと言った見解を示してくれてはいますが、ハイそうですかって訳にはいきません。大きなホテルですから、臭いも広範囲に流れてしまいます。シンナー系の臭いは一旦流れると、なかなか消えません。スカしっ屁の臭いって訳にはいかないのです。必ずお客様から苦情が舞い込むでしょう。施設管理が仕方ないって言っても、客室担当、お客様担当あたりから何やらヤイノと出てくるのは目に見えてます。そうなると全ての矛先は・・・・決して考え過ぎではないと思いますがね。

 仮に作業をするとしましょうか。客室の小さな浴場に毎回送風機を持ち込み、強制排気の準備作業をする必要があります。浴場にダクトを差込み、目張りを施し、客室の窓にダクトを出し、また開けた窓に目張りを施す。そして目張りを施した小さな浴場の中で、剥離作業をする訳です。時間的に、一日に何室の作業が可能であるかは別にして、毒性の臭いで体が悲鳴をあげますよ。

 剥離作業が終わって、本題の滑り止め作業となるんですが、客室の1つを完了させるのに相当の施工時間と手間を要します。従って、作業に伴うコストは、前回提出した見積もり額の4倍?以上はアップしますかね。1つの客室の作業を旨くこなしたとしても、次へ移動する際に臭いはホテル内通路に漂います。・・・・道具や作業着に吸収された臭いは、防ぎようがありません。いずれにしても、臭いの問題は解決出来ないのです。

 ホテルは床の張替えも視野に入れていると聞きました。いずれにしても、1年前の判断の誤りが、とんでもない無駄を招く事になったんです。・・・・

内藤の独り言

 1年前に何で凹凸シールを採用したんやろか。何でウチは凹凸シールとの競合に負けたんやろか。水廻りに凹凸シールを貼ったら長持ちゃせんがな。こりゃぁきっと東京の営業担当の営業センスに問題があるな。統括責任者として反省もせんといかんが、もうちっと奴等のケツど突いたらなアカンな。

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この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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