SUBERANAI BLOG すべらないブログ

もっと営業しなさい・・・嬉しいお叱り!!

     やっと・・実ったのかナ  その2

 A社の浴場施設に、弊社の関係者がたびたび訪れる理由は、そのメンテナンスのすばらしさにあります。昨年の秋頃に施設の清掃責任者S氏と話をしてきた弊社の稲垣が感心していました。稲垣曰く、・・・・『彼は、汚れの落とし方を良く知っています。』・・・・

 浴場施設の床は、利用者数、施設の使う水の水質等により、日常的に変化していきます。指示されたメンテナンスの方法だけでは対応出来ない場合もあります。S氏は、床とその関係を実に良く承知しており、日常清掃の際、清掃担当者にアルカリ洗剤のPHレベルの調整(希釈倍数)を指示し、それでも残留し蓄積する体脂肪は、定期的に弊社の滑り止め洗剤を、その都度、適量に希釈使用し、床内から油脂を掻き出している。・・・ここまで徹底し清掃管理できるのは、S氏のすばらしい管理能力の他ありません。・・・なるほど稲垣が感心するのは最もだと思います。

 事実、私が今年入浴した時も、滑る感覚は何処の箇所にもありませんでした。私が嬉しいのは、弊社の商品で安全を維持してくれている事ではありません。S氏がメンテナンス本来の意味を理解し、直面する現場で探究心を持ち、試行錯誤し、どうしたらもっと良くなるのか、研鑽を重ねてくれた結果が、〃滑る所が無い〃と、滑り止めを業としている連中に評価された事です。

 大手のスーパー銭湯をはじめ今日まで、数え切れない程、浴場施設の滑り止めをやってきました。2~3年毎に滑り止めの再施工を依頼をしてくる施設もあります。もちろん仕事を頂く訳ですから、有難い事なんですが、正直憂いもあります。メンテナンスマニュアルも提出し、説明も十分にしています。・・・それでも守れない・・・溶剤を使った滑り止めって、大した事ないんじゃないの。・・・正直言われる事もあります。・・・いえいえ、そんな事はありませんよ。5年経っても、未だに床はピカピカ、滑りませんよ。・・・なんて言う施設も少ないながら間違いなく存在していますし、大阪の今里に位置する昔懐かしい風情を維持する〃松の湯〃さんは、確か平成11年に施工したと思いますが、ご主人がしっかり守ってくれていて、まだ?滑りません。松の湯さんは、2年前から滑り止め洗剤を使ってくれていますが、ご主人曰く、『ますます滑らんようになった。』・・・施工後、もう10年も経っている浴場も、メンテナンスを理解さえすれば、安全をしっかりキープ出来るって事です。

 A社や、松の湯さんは、決して特別な事をしている訳ではありません。維持できる事を維持していく為の思考力を発揮されているだけです。・・・与えられ指示された事だけを時間内に終わらせるメンテナンス作業者さん(最近のメンテナンス業者の主流)には、この思考力と言う部分が閉ざされているように思えてなりません。思考なき現場に発展はあり得ません。従って、守れないのです。

 さて、A社の施設管理責任者との話に戻りますが、4年間様子を見てきた背景には、私的に類似業者の影もちらつきます。ここ数年、関西主流であった類似の滑り止めメーカーなるものが、いまや関東主流となっているからです。おそらく大手であるA社には、その多くが類似商品を持ち込んでいる事でしょう。関東圏に拠点の少ない弊社の弱点は営業力といえます。今回のテーマで幸いだった事は、費用対効果もさることながら、A社に、メンテナンスに知見の深い管理責任者と現場担当者がいてくれた事、そして本気で安全確保に取り組んでくれた事です。弊社にとっては何よりも有難い方々です。

 電話での最後の一言。セーフティさん御社は他とはレベルが違うのだから、もっとウチ(A社)に顔だして、もっと色々提案してよ。

 技術優先の弱小会社に嬉しいお叱り、誠に恐縮であり、有難く頂戴致します。・・・・任せてください。

次回へ

 

 

 

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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