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再施工は必要なのか???

再施工の必要性を考える?・・・その2(浴場・プール施設編)

 一日1500名以上の入浴者を数えるスーパー銭湯で2年間防滑性能を維持するのは至難の技だと言われます。事実弊社が施工させてもらった多くのスーパー銭湯でも2年間以上安全レベルをキープされている施設はさほど多くはありません。それでも最近はSLIPOUT滑り止め洗剤を戦略的に販売強化した影響もあってか、最近徐々にではありますが意識して安全レベルをキープして行こうとする浴場施設が増えつつあるのは喜ばしい事です。

 その中でも6年間安全レベルをキープされている東京にある某スーパー銭湯をご紹介したいと思います。当施設は入浴利用者が1日3000人を超える日も多々あると聞いています。・・・実はこの様にしっかり安全管理の出来ている施設のメンテナンス手法と月間のコスト等をお話する事が私の言う反撃材料でありまして、又今のところこれが良い形で役立っているようです。・・・某スーパー銭湯メンテナンスの基本は弊社のマニュアルに準じて実施されています。

 日常洗浄に月1回の休館日における定期洗浄がローテーション化されています。メンテ責任者には過去何回となくアドバイスしてきましたし、責任者ご自身も随分勉強されたように聞いています。・・・〃体脂肪は酸化し床内で滞留し固まる〃・・・〃ウチの温泉はナトリウムイオンと塩素イオンが多いから月1で酸系の洗浄が必要〃・・・〃入浴者が多かった日はアルカリ洗剤の濃度(PH調整)を上げる〃・・・他etc・・・実はこの施設、トップ管理者もこの程度の知識をお持ちでして、『費用対効果は常に考えている。管理責任者として先の効率化に活かす為にも現場の事知らないとね。』とサラリとおっしゃいました。

 残念ながら関西ではまだこの様なトップ管理者に遭遇しておりませんが、メンテ責任者には優秀な人材が結構いらっしゃいます。浴場施設にプール施設、いわゆる洗浄すべき体脂肪と水又は温泉と床、そして洗剤との関係を勉強している人材が増えてきた事は実に喜ばしい事です。・・・アルカリ洗剤と滑り止め洗剤(酸性)・・・体脂肪と温泉成分等が最も滞留しやすい箇所・・・歩行の導線となる部分・・・等々理解が深まれば深まるほど床の安全レベルは向上します。そして限界はあるとしてもメンテコストも削減に繋がるのです。

 従って某スーパー銭湯の場合、再施工の必要性が見出せません。現場の情報はメンテ責任者と弊社において常に共有していますから、何かイレギュラーがあれば即連絡が入りますし、弊社も即対応する。洗剤を買ってもらっている関係上無料を基本として考えていますが・・・まぁ安全優先ですわナ。

 弊社の施工先でもメンテナンスマニュアルを活かさず、施設独自の方針又は業者一任でメンテナンスされる施設が相当数あります。再施工の場合、材料費は安くなりますが実施する作業内容は同じですから其れなりの料金は頂いております。

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この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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