SUBERANAI BLOG すべらないブログ

厨房で滑って得た発想!

    施工マニュアルは当てにならん??その2

 ヌルヌルベタベタした厨房を施工するのに、マニュアルを無視し、最も滑りやすい現場環境作ってしまう洗剤での事前洗浄を施工手順の最後にもっていこうと私に指示され、ア然としていた神田君でしたが、数分後には〃エー真面っすか。これなら施工時間の短縮にもなるし、一石二鳥ですね。〃と満面の笑顔を見せてくれました。

 あれから12年、この手法はセーフティグループにおいては定着していますが、マニュアル化している訳ではありません。環境が変われば当然手法も変わります。床の滑り止めだからと言っても、その対象は敷設された床だけではないのです。植物性油脂、鉱物性油脂、動物性油脂等の油脂汚れの付着状態によって考え方は変わるし、水道水、地下水、温泉等によって多様に変化し付着し続け、石化した汚れ等は、以前にも紹介しましたが除去する為に多大な時間とコストを要することとなります。つまりは、事前洗浄の必要性の判断って言うのは、施工者の経験を基にした〃目利き〃が重要なポイントとなるんですよ。

 では、現場においてはどうするのかって話になるんですが、実は、(その2)を書き出す前にストップをかけられてしまいました。・・・これから先の突っ込んだ話は、社団法人全住防のアカデミーにて講義してほしいと言うのです。公認資格者育成の為のアカデミーで、受講者には国から助成金が支給されています。私は防滑アカデミーの教授という立場でもありますので、社団の申し出には応じるしかありません。期待されていた方々には申し訳ないのですが、どうかご承知ください。

 防滑作業におけるマニュアルは、現場環境によりその手法を変更せざるを得ない場合が多いので、あくまで作業の目安として活用するのが良いと考えます。

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この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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