SUBERANAI BLOG すべらないブログ

床の汚れとの格闘篇  その4

              温泉浴場の汚れは複雑怪奇!!

 メンテナンス業者からの問合せ(SOS)で最も多いのが、温泉浴場の汚れの問題です。どうしても除去できないと言うのです。そこで私は、まず最初に温泉分析書を入手する事を皆さんに指示します。従来、殆どの業者が無関心であった世界かもしれませんね。入手した温泉分析書を見ながら、私は業者に現場状況について幾つかの質問をします。床材は何か?石かタイルか?日常清掃をどうしているか?床面状態がどうなっているのか?体脂肪で光っていないか?スケールで白っぽくなっていないか?使っている洗剤は何か?何人で作業しているか?作業時間は何時間あるのか?使っている道具は?定期清掃はあるのか無いのか?定期清掃があるとすれば年何回あるのか?等々。・・・当たり前と言っちゃ当たり前の事ですがね。・・・何で?ちゃんとやってるよと、問い返す業者には次の質問を続けます。・・・日常清掃の洗剤はPHどれくらいの使っているのか?汚れの反応性の関係上、最低2種類(アルカリ性、酸性)の洗剤が必要となるが、使い分け出来ているか?一日の入浴者は平均何人くらいか?ポリッシャーの回転数は毎分何回転のものか?バフかブラシか?・・・ここら辺になると業者のトーンが一気にダウンしますが、業者のちゃんとやってるよを否定している訳ではありません。アーそう言う事かにしたいだけなんです。これから紹介していこうと考えている温泉成分の除去については、さきほど私が質問した其々の???が、あーそう言う事かになって理解しやすくなると思うからです。温泉分析書には、陽イオン(+イオン)陰イオン(-イオン)遊離成分(非解離成分、溶存ガス成分)の1kg中の各成分、分量及び組成が明記されています。イオン結合が汚れに大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。+イオンの何と-イオンの何がくっ付くのかは、其々の分量、組成によって変化するので温泉の現場毎に違います。それに、定期投入される塩素、入浴者の体脂肪、水垢、カビ等の残留物がブレンドされて出来上がった汚れが多いのは、私も現場でよく見かけます。更に、そこへ非解離成分の分量が多い温泉となると、そりゃもう大変の世界となります。だから・・うんぬんとなって行きますが、以降は其々の???も含め小出しに書いていこうと考えています。・・・・・次回へ     

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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