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急勾配の滑りを何とかして!!  その7

          スロープの滑りを止めて!!

 摩擦とは何ぞや?滑りとは何ぞや?、スロープ(傾斜)における歩行の踏み込み角度の変化、履物による滑りと摩擦の変化等について、お客様に出来るだけ簡単に説明をしました。そしてお客様がある程度理解された頃合を見て、問題である今回の滑りを感じた原因について話をしました。

 クッション性のある履物は踵で踏み込んだ場合、体重によって着地した際に、その部分がしぼみます。その時、体重は前方向に移行するので踵の部分も前方向にしぼみます。その際の僅かな踵のズレが滑りを感じさせる事が多いのです。

 当日は雨量の多い日であり、お客様の履いていた草履が濡れて足の裏にまで達していた事、そしてお客様は急ぎ足でスロープの下りで踏み込んだんですね。そこで前方向に踵部分が、しぼんだのと同時に直接床に接触しない足の裏も濡れた草履の上で滑ったんですね。二つの滑り?の要因が同時に発生したんですから、滑りを感じたのは当然だと言えます。

 床の敷設条件、気象条件により、履物によっては今回みたいに、滑りにくい床であっても、滑る事が多々あります。特にスロープと言う条件下では、お客様ご自身が気をつけて歩いて頂く事が重要な対策となります。

 じゃあスロープの滑り止めって無理なんですか?って事になりかねませんので最後に一言。滑りが止まるか止まらないかと聞かれたら、〃間違いなく効果はある〃と私は答える事にしています。

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この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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