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打てど響かず!!

         孤軍奮闘のB氏 その2

 B氏から渡されたデータ・資料を拝見しながら話を伺っていく中に、滑り止めの世界に飛び込んだ頃の私が蘇ってきました。・・〃転ばぬ先の杖〃・・B氏の思考の入口が私と同じように思えました。B氏は自宅マンションの出入り口通路で、雨が降ると子供たちがスケート遊びをしている様子を話してくれました。・・・『危なかしくって見てられないですよ』・・・

 話を伺っているうちに、笑顔ではありますがB氏の言葉に深刻なものを感じました。・・・A社の設計を始め役員に至るまで、B氏の〃危険予知の観点から、事故が起きる前に何とかしよう、安全対策を打とう〃と言う問いかけに誰一人として回答を示してこないのです。最悪なのは役員から、『お前何言うとんねん。事故が起きたらその時に対応したら良いじゃないか。』『建築総合保険で対応したらいいじゃん。』・・・何をつまらん事ばかり言っとるんや的に一蹴されたみたいです。

 内藤の独り言・・・・役員さん、もっと勉強してほしいなぁ。ハッキリ言って保険対応はできませんよ。保険会社に聞いてごらんなさい。絶対無理ですよ。担当役員がこの程度の思考しかないから、滑りの問題は改善されないんですよ。それでもって事故が発生したら、子会社である管理会社の管理責任として責任を押し付けるってやりかたは許せんなぁ。もし、桃太郎侍になれるなら、1つ、人の良い生血を啜り、2つ、不埒な悪行三昧、3つ、浮世の鬼を退治てくれよう桃太郎ってんで、格好よく刀でその役員、バサッとたたっ切ってやるんですがね。・・・(冗談)

 B氏の自宅マンションも、B氏が所属するA社の分譲マンションなので、〃早く何とかしなくては〃って気持ちに拍車が懸かるのは納得できます。私も十数年、同じ思いで活動してきたんですからね。そこで私は、3年前にテレビで報道された、滑り転倒事故訴訟のDVDをB氏に渡しました。DVDにはスリップ事故現場で子供達が、B氏のマンションと同じようにスケート遊びをしている映像があります。裁判は和解となりましたが、その結果、当事者であるU社は多額の和解金と和解条件の1つである〃床を滑りにくくする〃安全対策の為、以降毎年数万平米の滑り止め工事を余儀なくされています。

 〃打てど響かず〃・・・A社のみならず、業界を問わず、様々なところでB氏と共通した悩みをお持ちの方は大勢おられると思います。実は昔の私もその中の一人だったのです。会社組織が大きい程、打つ太鼓の数は多くなり、その数以上に悩み、無念、悔しさが波状となってが自分に跳ね返ってくるものです。B氏がどこまで頑張れるか期待したい。

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この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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