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某大橋の滑り止め施工・・・一滴の汚水も川に落とすな!その2

                溝を塞ぐだけじゃ駄目!!

 前回の現場調査において一つ記載漏れがありましたので補記します。歩道の端に12分の1程度の勾配があり、その部分約20平米に隙間無くテープシールが施されていました。試しに一枚剥がそうとしたら、なかなか剥がれません接着剤でしっかり固定されていました。事務所に戻り、打ち合わせ会議開始です。施工手順そのものから組み立てて行かなければなりません。通常、弊社の滑り止め施工は一日で完了引渡しを基本としています。手離れの良さが売りなんです。しかしながら、今回のテーマは難問が多く、どうなることやら不安満載のスタートとなりました。ざっくりと会議の内容を記しますと、次のようになります。①排水箇所の特定。②排水処理の手法について。③車道規制の処置手法について。④車道、歩道の養生手法について。⑤テープシールの剥離について。⑥滑り止め施工作業工程について。⑦ガードマンの配置誘導について。⑧作業人員と作業時間について。⑨施工溶剤の選択と使用量について。⑩給水車を含む資機材について。以上10項目についての話し合いが延々と続きました。一日での施工完了を達成する為には、事前の打ち合わせと段取りが明暗を分ける事になります。最後の最後まで悶々としたのが、テープシールの剥離と目詰めの2つのテーマでした。剥離は作業時間の制限も考慮し人員を増やす事で解決。溝の目詰めについては、一層目保水性の高いウエス、二層目に粘着性の高いパテ、三層目にビニールを重ねマスキングする事で水の漏洩を抑えようと言う事で会議を終えました。施工数日前、会議の決定に基づきテストする事にしました。一層目から三層目までの目詰めをし溝を塞ぎバケツ一杯の水を流してみました。少なくとも4時間は水を滞留させたまま状況を観察する必要があります。

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内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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