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滑り止めは適材適所??

          滑り止めは適材適所の選択を!!

 まずは商業施設から話を進めましょうか。大きな敷地の中で幾つもの大型店舗が併設されて、まさに一つの町をイメージさせる商業施設が数多く点在しています。私の家から20分ほど車を走らせると既に4箇所もあり、其のうち2箇所から滑り対策の相談を受けました。残念ながらまだ滑り止めの施工は検討中となっていますが、その時に私が施設にアドバイスした内容の一部を記したいと思います。

 お客様が滑ってトラブルが発生して・・・某商業施設から電話がありました。緊急を要するので何をさておき出動です。当日は朝から小雨がパラついていました。1時間程度で現地に到着。さっそく現場の検証に入ります。お客様が滑って転倒した場所は、1階の店舗から店舗への通路でした。敷設されているタイルはPタイルです。この商業施設はオープンして2年目の近代的な建物を擁しています。この時代に、この建物にPタイル?その時の私の正直な思いです。・・・この件は滑り対策とコストの複雑な絡みが、設計意図に反映される事ですから近々、具体的に私の考えを記したいと思っています。・・・

 さて困ったのが私です。本来、私の専門分野は無機質系床材の滑り止めですからね。とりあえず1階全てのフロアーを見て回る事にしました。そして雨がかりの場所を中心に、幾つかの提案を試みました。階段部分とその先3メートルまでを長尺シートに張替える事。10分の1の傾斜も長尺シートにする事。店舗間の移動通路にはエポキシライニング(ウレタン、エポキシウレタンを含む)を。(滑り止めに最適なレベルとして骨材を最大5パーセントにする様提案したが理解してもらえずガッカリしましたが・・・)店舗出入り口も長尺シートかエポキシライニングにする事。長尺シートの柄、色合い等は建物のコンセプトに合わせ選択する事。風除室にはマットを等々提案してみました。

 Pタイルを敷設している施設に対する滑り止めの対策は他にテープシール等も策としては有効な場合もありますが・・・いずれにしても施設の判断により決定される件ですので当施設への提案はここまでにして検討していただく事にしました。

 もう1箇所の施設への提案は次回に紹介します。

 

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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