SUBERANAI BLOG すべらないブログ

裁判所も悩んで当然?その2

       転倒事故現場で再検証!!

 私が現場検証に出向くって事で、当日は被害者とその家族、弁護士、そしてテレビ局の撮影班が勢揃いしました。

 〃正義はないのか〃の殺し文句を受けての出動となった訳ですが、いまだに胸中は複雑でした。滑り転倒トラブルの場合、その要因や背景は複数絡むので、滑って大怪我をしたから、その人が被害者で、その施設管理者が加害者って単純に判断は出来ないのです。・・そこでまず転倒し大怪我を負ったご本人から当時の事情を聞くことから始めました。

 ご本人の話。・・・『当日は雨が降っていた。』・・『自転車で買い物した帰りの出来事。』・・『駐輪場に止めようと通路を右折したら滑った。』・・・『施設管理者に文句を言ったら、施設内通路の自転車走行は禁止している。押して歩かないからでしょう・・と一蹴された。』・・・ナルホド。

 それで納得いかない被害者は、訴訟も視野に入れ、その他の施設居住者に向けアンケートをとりました。・・すると・・過去、同じ通路で歩行中に滑って怪我(骨折を含む)した人が数名いる事、日頃からこの通路が滑るので困っていると言う内容の回答が全体の70%を占めている事が判明しました。・・・ナルホド。・・・そこで損害賠償と改善を求める為に訴訟をしたんですね。・・・ところが思ったようにいかないのが裁判。・・・いい加減な鑑定が裁判を長期戦へと導いてしまうんですナ。・・・ヽ( )`ε´( )ノ

 裁判所は訴訟事項確認の為、現場検証に例の某大学の先生を専門家として派遣し、滑りの鑑定をさせました。もちろん例のCSRの開発者ですよ。その鑑定結果は・・・〃やや危険またはどちらとも言えない〃・・・と、なったみたいです。・・何とも訳の分らん鑑定に、さぞや裁判所も困った事でしょうね。この鑑定をもって裁判審議をする??3年以上も裁定不能状況になってしまったのもある意味納得できます。・・・で、私は理解しました。〃某先生は、摩擦と滑りが別物である事を承知しているナ。〃・・・だから自分の名誉を守る為、裁判がどちらに傾いてもホコ先が自分に向かない様な鑑定書にしたんでしょうね。・・・ホンマいい加減ですがナ。

 裁判は何故か施設側が優位な流れとなり、慌てたのが報道番組として追っかけ取材していたテレビ局。そして白羽の矢としてドラフト指名を受けたのが私であった訳です。

 さて被害者ご本人とのヒヤリングを終えて、いよいよ収録の開始です。そこで私は、テレビ局と被害者に1つだけ約束してもらいました。それは、これから私が思うまま動き、喋りまくる全てを収録したら編集(手を加えずに)せず、弁護士を通じ裁判所に提出する事と、裁判所に提出したDVDと同じものを某大学の先生に送る事です。おそらく1か月内外に、鑑定結果の変更があるでしょう。何故かって?・・・上記に書いてますよね。それ故です。

 

以下次回にて

 

 

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

コメントを残す

まずは
現場相談と無料デモ
試してみませんか?

当社の「現場相談」とは「現場検証」と思っていただいたほうが分かりやすいです。

滑りは単純なものでなく、床材、仕上げ、利用シーンなどさまざまな要因が絡みます。それらを客観的にプロの眼で確認することで、今なにが起こっているのか?を正確に把握できます。それらを認識せずに対策を行うと滑り止めはもちろん、美観維持にも支障が生まれます。

「現場相談」と「無料デモ」を組み合わせることで、

  • 滑りの原因の特定
  • 化学的な観点での納得の説明
  • その現場で有効な対策方法のアドバイス
  • 適正な溶剤や施工方法によるデモ作業

などを受けていただくことができ、ほとんどの方は当社のデモ作業の結果に驚かれます。

原因と対策が分かれば、問題の多くは解決します。もし、他業者で施工した床が滑り出した、滑りは止まったが美観が損なわれた、お客様の転倒でクレームが発生し対策を打ちたい、などの課題をお持ちなら、一度ご相談ください。全国対応可能ですよ。

お問い合わせ