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防滑のコンセプトはセキュリティにあり!~リバイバル~

あっという間に、来週から12月です。今年もいよいよ終盤。体調管理をしっかりして、今年の整理及び来年の準備に備えましょう。では、今回もリバイバル編をアップいたします。

滑り止め業界はアナログ??

 先日、大手某セキュリティ会社の支部会議に初参加してきました。縁あってお付き合い頂く事になったんですが、過去に何の役に立つ事もしておりませんので気重な面持ちでの出席と相成りました。

・・・が、考えすぎでした。と言うのも主催社の支社長はじめスタッフの皆さん、私と同じ体育会系の方々ばかりで気さくで明るいのです。・・・たちまち〃和み(なごみ)〃の中の1人となってしまいました。

セキュリティシステムのガイダンス映像に聞き入りながら・・・ここまで進化してんのかぁとただ驚くばかり、GPS(全地球測位システム)と言えば、カーナビ程度の知識しか持ち合わせていない私。故に実に興味深い内容でもありました。防犯・防災のシステム管理が衛星(宇宙)から発信する電波信号で確立されている訳ですから素晴らしい事です。

私が素晴らしいと思うのはその科学技術です。航空宇宙工学をはじめ、電子・物理・計数・機械・電子情報等、多方面な分野での技術の連携がそこにあるからです。ソロバン勘定しかない私が育った世界(金融界)とは大きくかけ離れた世界であります。・・・(u_u。)

GPSを機能的に駆使し一元管理を可能とするシステムに対し、滑り止めを生業とする我々の世界はやはり、〃アナログ〃でしかありません。情報管理の一元化は出来たとしても、人手による作業が必然であり、その効果の判断は官能(感覚)が支配する世界です。

熟練された技術者が誕生する事は望ましいが、誰にでも清掃感覚で簡単に出来るものでは無いのです。我々が製造する溶剤を過去に〃半製品〃であると論じましたが、その〃半製品〃が故にアナログでなければ対応出来ない現実がそこにあるからです。

多様な床材、人の行動、動向、精神状態、健康状態、多様な履物、環境の様々な変化(雨、雪、浴場、歩道、エントランス、ロビー等々)に直結してくる官能的な滑りの変化はエレクトロニクスとは無縁のものです。

・・・そして高齢者(65歳以上)が総人口の27%を超える我国の現状は、・・・エレクトロニクスに仕方なく便乗するしかないアナログな人々が大勢を占めているのも事実です。

GPSをシステムに機能させた〃防犯防災セキュリティ〃に対し、アナログな滑り止めではありますが、15年もの間防滑の土俵造りを目指してきた私のコンセプトは正に〃足元のセキュリティ〃だったのです。

とは言え〃何も起こらない〃のが一番安心であり安全なんですよね。防犯は犯罪の未然防止、防災は災害の未然防止を意味します。特に近年は高齢者夫婦及び高齢者の一人暮らしの安否をGPSを通じ管理するシステムが確立されていることは、皆さんも承知されていると思います。

滑り止め=防災

防滑が最近まで思うように受け入れて貰えなかった背景には、滑り止めが〃防災〃の一環であると言う認識を関係施設がもたなかったところにあります。・・・施設の言葉を借りれば『防犯・防災(災害)とは違い自分を含め皆が気をつけてさえいれば滑る事はない』・・・ハイ、実はその通りなんです。

でもね、よ~く考えてみてください。1つ例をあげますと、雨が降り出したら濡れたくないって言うのが優先し、人は目的地を目指し間髪入れず早足になるか走りだすものです。その時滑るかも知れないと言う意識が仮に働いたとしても、ほんの僅かで走ると言う行動を抑止出来ないのです。

・・・それと以外にスリップ事故に発展しているのが水滴です。無意識に歩行中の水滴に気が付く人は少ないし、水滴で滑るなんて考える人も殆どいません。でもこれが無茶危険なものである事は滑った人でなければ理解出来ない世界かナ。

最近はコンプライアンスが義務化された事も手伝ってか以前にもまして防滑の問い合わせが増加してきたのは喜ばしい事です。が、私の中には未だモヤモヤとしたものがあります。コンセプトである〃足元のセキュリティ化〃と言う課題をどうすれば確立出来るのかと言う悩みがあります。まだまだ先は見えない・・ですナ。

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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