SUBERANAI BLOG すべらないブログ

13年目の再施工!!

           よく頑張ってくれましたね・・・その2

 さて施工当日となりました。通常の倍の頭数10名で対応する事にし、ポリッシャー3台(黒パット使用)と高圧洗浄機1台も準備しました。施工溶剤は石化した汚れに対応可能とする為に、ああだ、こうだと考えながら作り上げたセーフティのスペシャルバージョン(現在のSP2レベル)を準備。更に事前洗浄用として石化した汚れを軟化させる溶剤(???)を試しに別途作ってみましたが・・・さて?どうなることやら・・・(^-^;

 事前洗浄を徹底するのが今回私の主テーマ?でもあるので全員フル稼働で洗浄にあたりました。しかしながら思うように石化した汚れは落ちてくれません。用意した黒パットが1枚2枚とすり減っていきます。早朝8時から作業を始めて6枚準備した黒パットを全て使い切った頃には12時を少し回っていたと思います。今思えば、ぶっ通しで4時間もかけてタイルの洗浄をしたのは後にも先にもこの現場だけです。・・・で・どうなったかって言うと、50%は完璧に除去出来ましたが、他は残念ながら・・・残留させてしまいました。言い訳にしかなりませんが滑り止め施工に入れるレベルにはなっています。

 午後、滑り止め施工に入りました。ここで私が思ったのは、滑り止め溶剤の反応性で残留した部分が少し減ってくれるのではないかって事です。期待しながら滑り止め溶剤を塗り始めました。塗布量は通常より多めにし、擦るように塗布していきました。全て塗り終えた時は腕がパンパンでしたよ。そして再度ポリッシャーを時間をかけゆっくりと回していきました。

 防滑効果の確認を済ませ、中和洗浄の為再度ポリッシャーをかけていきました。メンバーは全員無言のまま済々と作業に取り組んでいます。・・・『今日は何回ポリッシャーかけとるんやろ』・・・誰もが思っていたと思います。・・・17時に作業終了となり施設の担当者の確認を受けます。担当者は満面の笑顔を見せ喜んでくれました・・・が、実は黒ずんだ汚れはまだ残っているのです。施工においては最善を尽くしましたが・・・残念でなりません。しかしながら担当者は・・・『ここまで綺麗にしていただいて感謝します。』・・・本当に謙虚な人ですよね。

 滑り止め施工の終了はメンテナンスの始まりでもあります。その後、月1回の施設の休館日に合わせて、施設担当者に依頼されたメンテナンスの手法を担当者が理解し易い内容にし、その内容を基本に現場でのレクチャーを数回実施しました。

 ・・・あれから12年も月日が流れ、施設の担当者も何人か代わられたようです。突然の再施工依頼の電話に懐かしさもあって嬉しかったですね。久しぶりに調査の為施設を訪れました。早速プールサイドに足を走らせました。・・・あの時苦労したタイルがどう変化したのか早く見たいと思ったんです。・・『また汚れとるんかなぁ』・・そう思いながらドアを開けました。

次回へ

 

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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