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ME工法の真価値は施工して初めて発揮される!4

防滑のトッププロであり続けたい・・・(裏切り)

80種もの溶剤を理解させようとした事が仇となり、仲間づくりが難しくなりました。・・・世の中は単純で実用性(ニーズ)があり、手の届く価格であれば商品は大ヒットするのが道理・・・。困窮に拍車をかける出来事が発生しました。

私が指導をはじめたばかりの代理店が何でも『塗れば止まる』の単純発想で他で代理店ビジネスをはじめたのです。

頭は悪かったが商売は上手なんでしょう。たった5種程度の溶剤を模造し僅か1年で数億稼いだようです。きちんと模造してくれていたらまだ納得もしたんですが・・・彼等の溶剤を手に入れテストしてみたら、やはり『塗れば止まる』の意味を誤解して理解しておりました。

溶剤の酸濃度を必要以上にUPしたようで、溶剤の中の界面活性剤が分解されていました。通常溶剤を塗れば床面に適量が定着するのですが、彼等の溶剤は水を塗布したかのように”ちりじり”に弾いてしまうのです。一体どうしてんだろうと彼等の施工現場を偵察しに行って目を疑いました。モップでべちゃべちゃに溶剤を塗布しているではありませんか。・・・矢で射る鴨を大砲で仕留めるようなものです。

医者は病状を知って適正な処置を施すものです。・・・私が幼少の頃、歯が痛い、頭が痛い風邪ひいたと言えばホイといつも”正露丸”出してくれた祖母を思い出します。祖母は何でも正露丸で治ると信じていたようです。(゚▽゚*)

金儲けであれ何でアレ、志を持つのはよいことです。しかしながら、数年開発に明け暮れた私の真意、本意を理解せず、供与した施工マニュアルと溶剤のMSDSを乱用し、自分で溶剤を触らず化学メーカーに持ち込み製造を委託する等・・・無茶をやりおったのです。

委託されたメーカーは床材(患者)を全く知りませんから彼等が「いじくりまくった」MSDSを基にびっくりするほど大きな正露丸を作り続けたのです。

ちなみに以前に紹介したことですが〃もっと強く〃何分待つの?〃とか言った用語は彼等の溶剤(正露丸)がもたらした言葉なのです。溶剤が適正であれば強弱も時間も関係ないのです。

医者(我々)は患者の病気(床材)が何なのか問診(現場調査)し、診断(テスト施工)します。そこで病名(施工方法と溶剤の決定)が判断されるのです。治療(施工)が終わると薬(洗剤等)と処方箋(メンテナンスマニュアル)を出し、患者に指示し患者はその指示を遵守し励行することで、病気が治る(安全維持)のです。

即ち、我々は多くの経験と豊富な知識を持ち得る医者(スリップドクター)でなければならないのです。

次回へ続く

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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