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セラミックタイルの防滑施工(滑り止め施工)を利用して

こんにちわ。台風の季節ですね。昨日の台風では様々な被害に加え、事故も多かったようです。
やはり、事故の中でも気になるのが転倒事故なんです。仕方がありませんね。職業病ですから。

プライベートでも、常に下を見て歩く・・・床材を見ています!笑
『危ないから走らないで!』とママさんやパパさんが発している声を聞くとどうしても反応してしまう・・・。そして、その一瞬で起きることが私にはわかってしまうのです。苦笑

私も子供がいますので、細心の注意を払っています。
もちろん、近くにいる場合は想定される転倒を防げるように心がけています。
さすが?!私の子供は、『パパ、滑って危ないから気を付けないと』や『危ないから走ったらダメ?』と事前確認してくるようになりました(笑)。将来有望な選手ですね(笑)。

知らない人でも知っている人にも、事前に声をかけています。たま~に、知らない子供に『危ないから走らないようにね』と声をかけると、その親御さんには怖い目で見られることも・・・苦笑。施設のスタッフにプライベートにもかかわらず、指導、レクチャーしてしまうことも・・・。
有難迷惑と思われても、誘拐犯?!(それは困る)と思われてもいいんです!転倒事故がひとつでも防げるなら。

格好つけてるわけでも、きれいごと言いたいわけでもありません。私自身、転倒事故は様々な事故の中でも未然に防げる確率が高いという考えがあるからなのです。

しかし、残念なことにその確率を下げてしまっていることに気づいていない方々が多いようです。

セラミックタイルの滑りの問題

そろそろ本題に入りましょうか。セラミックタイルに例をあげ記していきましょう。

最近、業界以外の方々もセラミックタイルというものを知るようになりました。セラミックタイルがこれだけ普及した現在、綺麗やカッコイイ等の言葉は減少傾向にあります。それよりも、危ない!危険!滑る!等の言葉が主流化しているように思えます。

人間当たり前になると、前向きな言葉よりも後ろ向きな言葉が先行するもんです。

私たちは建築業界でセラミックタイルが使用されてる以上、後ろ向きな言葉を前向きな言葉に変えることが使命でもあります。
それに、一般の方々よりもセラミックタイルのメリットは知っていると自負しています。
セラミックタイルが誕生して15年以上経ち、時代と共に変化や進化を繰り返してきました。

その誕生した頃から滑りの問題はありました。私たちはどこよりも先にその問題を解決すべく、研究に研究を重ね、また失敗と様々な経験をしてきたのです。いわば、酸いも甘いも知っているのです。そして、奥が深いのです。

転倒事故を未然に防ぐ確率を下げている要因

ここ最近になって、「セラミックタイル=滑るまたは滑りやすい」ということから、最新の技術で滑らなくしたり、防滑処理済みタイル等が多く出回っています。セラミックタイルの防滑(滑り止め)を利用して、大きく変化しようとしています。

その多くは、セラミックタイルとは?の定義も答えることができない上、滑りに関しても無知。
これでは、選ぶ側も混乱するのは当たり前ですよね。

ここでの無知とは、どのようなことだと思いますか?2つ以上当てはまる場合は、失敗する可能性が高いと言えます。

  • 滑り止めや滑りにおける知識がない。床材の知識がない。
  • 美観は変わらないといいながらものすごく変化する上、滑りは止まらない
  • 変化はしないが、滑りも止まっていない上、こんなものですよ。と押し切る。
  • 怖さを伝えない。怖さを知らない。
  • 安易、簡易を売りにする。
  • 金額設定と単価詳細が明確でない。
  • 防滑メカニズムを説明・納得・感心させることができない。
    (まだまだありますが、このへんでおさえておきましょう。)

そして無知から無知へと伝わり、○のスパイラルへと・・・。無知から生まれた造語に加え、安心安全とは真逆のビジネスへと変わりつつあるのです。

もちろん、わたしたちが数十年かけて目指してきた滑りに関する重要性が、ようやくクローズアップされてきた証拠でもあるので、大変喜ばしいことではあるのですが・・・。

前記に記した、転倒事故を未然に防ぐ確率を下げてしまっている理由はここにあります。無知より怖いものはないですよ。皆様によく知って頂きたいのは、会社の大きさでも勢いでも金額でもありません。

滑りに対する知識と怖さ

滑りに対する知識と怖さです。そして、滑り止め(防滑)におけるノウハウ。これらを熟知している企業が、本当の安心安全を教えてくれるでしょう。
もちろん、安くはないです。しかし、単価や金額の設定にはちゃんとした理由を持っています。

わたしたちは、滑り止めのパイオニアである以上新規参入される企業様や発展していこうと業界を盛り上げる企業様、個人様には一緒に競合し発展させていきたいと考えています。命に関わるお仕事です。真面なビジネスを目指していきませんか?

長くなりましたが、最後に、セラミックタイルの滑り止め(防滑)施工は決して簡単ではありません。天然石以上に難しいとある意味考える程です。なぜ?とご興味がある方、知りたい方は直接お問い合わせ頂ければと思います。

お付き合いありがとうございました。

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

  1. ㈱山建設 藤田 より:

    お世話になります。
    今、量販店でのトイレ床(名古屋セラミックタイルのスノーホワイト)を施工しましたが
    防滑処理を要望されましたので下記事項の回答をお願いします。
    ①施工場所は東京都足立区
    ②骨材入りでの商品でしょうか?
    ③概算での費用を教えていただきたいのですが。

       以上よろしくお願いします

    • 内藤 憲道 内藤 憲道 より:

      (株)山建設藤田様
      お問い合わせ有難う御座います。簡単にお答えしますと・・・骨材入りの商品ではありません。スノーホワイトの10(-3乗)俗に言うミクロ単位のシリカ成分に物理反応させ、少し溶解させる事で隙間を構成していく工法となります。シリカ成分の光沢は5%程落ちますが他のタイル構成成分の光沢は反応しないのでタイル全体の光沢は殆ど変化させずに滑りを止めるのが弊社の技術と言えます。スノーホワイトをスタッドレス化するものとご理解ください。平米数によってコストは変化しますので一度私までお電話かメールで情報をいただければ・・・と考えております。

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