パラパラと海外からの問い合わせが・・・
皆さん日本語が上手ですなぁ・・・
ここ数年来、中国・台湾・韓国をはじめマレーシア・イギリス等から、パラパラと問い合わせのメールが届いています。もちろん日本語ですよ。ユニークではありますが皆さん結構真面目です。メールのやりとりはもちろんですが、最近はSkypeを有効に利用しています。
きっと我が師であり友である米国のポール・チョウが世界中を走り回って普及してきた成果が、この環境を創造したのでしょう。既に80を幾つか超えたこの人物のバイタリティは、正に世界に名高い〃華僑〃そのものなのです。・・・私のデスクには彼のファミリーの写真が飾ってあります。・・・(o^-^o)
彼が〃防滑〃を日本に持ち込んで来なければ、私が知る事もなかったでしょうし、多種類の溶剤が誕生することもなかったのです。もちろん苦労する事もなかったでしょうが・・・(^-^;
私が多方面からの問い合わせに、何等懸念もせずに気軽に受け答えをするのは、ポールへの感謝と恩返しの意味も多分にあるのです。・・・それにしても皆さん日本語達者ですなぁ。
問い合わせしてきた各国では、既に米国をはじめ日本の類似業者が進出しておりまして、携わっている業者さんも増加傾向にあるらしいのです。この業界の発展において私的には大いに結構な事だと考えます。・・・残念なのは16年前の技術がそのまま根付いてしまったことです。遠い昔に私が抱えた苦労が繰り返されているのです。
溶剤売って欲しいとか、会社に来たいとかって言うのもあります。〃好きにすれば〃って事を言ってやれば良いのでしょうが、基本的にはお断りしています。その理由はカントリーリスクや慣習の違い等多々ありましてね。肝心の日本においてもやっとこさ土俵が構築できたレベルなんですから・・・。
特にしぶとく食い付いてくるのが中国と台湾の皆さんでしょうかね。商圏としては魅力を感じますが・・・
床のメンテナンス部分においてこれほど立ち遅れた国はないと個人的に思いました。私は過去中国や台湾には幾度となく伺っていましてね。夜に食事のためレストランに行くと、まず強烈な油の臭いに歓迎をうけます。食文化の違いでしょうかね。同じレストランを昼間に利用したんですがやはり同じ臭いがしました。油の発酵臭ですよ。
店主と話をする機会がありましてこの件を話しましたら、掃除はしていると言われました。ただしこのレストラン、一部屋が350㎡で部屋が3箇所あります。掃除担当者は45歳の女性一人のみで作業時間は、店舗オープン前1時間だけだと言うことも悪びれもせず、当然のように言ってましたね。・・・高級レストランなのですがメンテナンスって何?と言った感じでした。この店だけではありませんよ。8割程度が該当しますね。
後で友人にこの件を話したら笑い飛ばされました。中国にも台湾にもメンテナンス業者は数えるくらいしかいないよ。日本が多すぎるのよ。慣習が違うのよ。・・・
こんな慣習の国ですから、日本方式の防滑は基本無理です。そこへ、じゃぁどうすれば防滑を定着させられるのか?って食らい付いてくるんですよね。もちろんプランは沢山ありますが、そう簡単にノウハウを流出させる気にはなれません。
お疲れ様です。
Safetyグループ孫弟子です。
ふむふむ、なるほど~!
床に合わせる・場所などの環境に合わせる・国に合わせるなど、調整ができる製品、調整ができるスタッフ等々、すべてにおいて揃っている会社はほんとに少なく感じます。
勉強する的がずれているとゆーか・・・
指導する人物自身が知らないとか・・・
ここ数年滑り止め業界全体を見渡してきて、知らないほど怖いものはないと痛感しました。
中には、すごく勉強してる方もたくさんいてますが・・・
やはりビジネスとなれば流される人もいますよね。。。
よそはともかく海外からもさすが日本!と思ってもらえる技術でありたいですね!
これからも宜しくお願いします!