温泉ソムリエ・・・ン？・・・何それ？
温泉ソムリエは何の専門家？
最近、家にいる時はYoutubeばかり見ています。・・本質の見えないニュース番組、ワイドショー、何やら特番とかやっていても出演者とかMCなんか吉本興業の芸人ばっかしだし、まるで吉本興業はじめ芸人と呼ばれる方々がいないと番組が成立しないかのようですね。・・そしてCMばかりでウンザリって事もあるんでしょうか。・・素人っぽいが今の世間を知る手段としてはYoutubeが勝っていると思考するのは、あながち間違ってないと思っています。・・・余談はさておき・・そのYoutyubeで知った温泉ソムリエなる人達をテーマに記していきたいと思います。
まず、何やら公認ソムリエって肩書つけている人達が多いのに驚きました。・・公認資格は私自身いくつか取得してはいますが、その全てにおいて相当に高い壁に阻まれ、涙した経験もあります。
興味があれば誰でも取得出来る公認資格？・・・運転免許みたいなもの？違うな？・・どこぞの営利団体がその目的の為に引用しているだけなんでしょうね。観光協会も絡んでいるんでしょうね。・・温泉ソムリエ・・響きいいですね。・・そもそもソムリエなる語源はレストランのワインを含むアルコール飲料の給仕人にあります。・・20年ほど前、田邉？さんだったっけテレビで拝見してワインのソムリエと言うのを初めて知り凄いと思いました。・・・で、・・・温泉ソムリエさんってどのくらい凄いのか知りたくなったのです。何せ公認資格者なのですから・・・。
内藤にとって、温泉浴場とは滑り止めの道を志し、第一歩を踏み込んだ、言わば聖地みたいな場所なのです。・・・平成8～１０年にかけて関西を皮切りに中四国、九州、中部地方まで滑り止めのデモキットをぶら下げ、車旅したお陰で今の内藤があります。・・・何れの温泉も私に癒しを提供してくれた事に違いはありません。酸性の温泉を知ったのもこの頃です。・・・各々の写真や入浴者の動き（歩き方）、温泉成分分析表、温泉スケール、等の情報を全て持ち帰り、こっそりデモ施工実施した各所データを基に多くの資料を作る事が出来ました。・・・経費削減の為、かなり車中泊したものです。・・・でも楽しかったですよ。
車旅ですから観光気分には程遠いものがありましたが、幾度となく遭遇する素晴らしい景色には感動する事もしばしば。・・・今回のテーマ、温泉ソムリエなる人達のコンセプトってどこにあるんでしょうか？
温泉が大好きで、各地へ温泉旅行に行って、感動を紹介して、ついでに食レポート、宿泊設備のレポートをし、ついでに近隣の観光案内・・・¨おいでませ○○へ¨なんて・・・温泉施設にとっては、とっても有難い人達だと思います。・・・まあ少しは温泉成分・効能に関しての勉強もされてはいるのでしょうか、多少イオン成分のウンチクに触れている方もいるようですが・・・
鼻風邪もインフルエンザも¨コロナ風邪¨に特化され全てをコントロールされているこの時期において、ホテル旅館業界・観光協会においては全く有難い話で、Youtubeを見て来たと言う利用者も結構多いみたいです。・・・そして私自身もその中の一人・・・なのです。
滑り止めの仕事を糧としている事と元来、銭湯大好き人間ですから行ってみたくなるのですよ。・・私を¨行ってみたい¨と誘導させる温泉ソムリエさんはある意味素晴らしいと思っています。・・が、・・食事、宿泊、温泉入浴には満足しても殆どの施設に共通するところでガッカリしてしまいます。
そのガッカリ理由については次に記していきます。
この記事を書いた人
内藤 憲道
多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター（研究者）として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、（一部では）圧倒的な信頼を得ている。