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入札制度の不思議???

                 何かがおかしい??

 来年の春先の予定で市のプール施設の入札が実施されます。上限下限の金額が明記設定された中での入札。ここ3年程当たりにありつけませんが、おそらく今回も番外で終わる事になろうかと思います。

 16年間、命がけで苦労して積み上げてきた技術・ノウハウではありますが、今の入札制度では評価されません。評価されるのは、指示された下限価格を入札した業者だけです。当然複数社が下限価格を提示する訳ですから、最終的にはくじ引きで当たりを引いた名前も知らない様な業者が落札するのです。・・・だったら当初から下限価格のみで募集し、くじ引きで決めると条件を設定すればいいんですよ。・・・もちろん弊社は入札参加拒否しますけどね。

 だからと言って意地を張るって訳でもありません。弊社はメーカーです。原材料コストは他社の3分の1以下で準備できますから、そこそこの平米数があれば下限価格であっても利益は出ます。しかしながら弊社には『滑り止め業界と言う土俵』を構築してきた自負心があります。そもそも低入札価格調査制度・最低制限価格制度と言うのは、公表した下限価格は落札価格とはならず、その次の低価格を落札価格とするのがルール。ついでに言わしてもらうと調査基準価格そのものに疑念を感じています。

 何かがおかしい。・・・建設物価・建設資材情報などに設計価格が明記されている中、公平と言う名を借用した『強制』が見え隠れしてしまうのです。

 新技術は後継する者に伝承され、更に未知なる発展を成すものです。・・・防滑の基本技術は溶剤配合にあります。そしてその配合は、相対する床材の成分、組成、粒子構成、構造によって配合が異なります。又、同じ床材であっても産地、敷設した環境等が違うと既製の溶剤では反応状態が変化したり、又は配合を意図的変化させる場合もあります。現場が求める最高の状態を想定出来る様になるまでには、かなりの現場経験と経験に裏付けされた豊富な知識が必要なのです。

 そして更に安全性を長期間維持させる為に重要なメンテナンス。・・・人は男女を問わず、自分自身を維持するために当然の如くお金を使います。歯磨き、シャンプー、化粧品等々、更にいつまでも若さを維持したい貪欲な願望を持つ多くの人々が年間支出するメンテナンスコスト(維持管理費)は如何程か。・・・防滑処理後の現場はある意味で、そう言った人々をスリップ事故から守る為に其れなりのお金を使う・・・私的にはこれは必然的な摂理だと思っていますが・・・。一寸だけ冗談っぽくなりましたが、このメンテナンスも豊富な経験と知識を必要とします。更に豊富な化学知識が加味されれば、立派な維持管理技術者となれるでしょう。

 今、国や自自体に私が望む事は、1日でも早く上記した防滑の基本を理解し得る担当者を誕生させる事です。関東では同業の盟友たちが組合組織を結成し、働きかけをしていると聞き及んでいます。頑張ってほしいですね。今の入札制度を・・・官の見識を打ち破る為にも。

次回へ

 

 

                                                                

 

 

 

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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