SUBERANAI BLOG すべらないブログ

小雨の中での防滑施工

            雨天施工 決行 !!

 先月、富山県へ出張施工に行ってきました。現場は40m弱の橋の歩道とその橋を挟んだ50m程度の歩道で約800平米でした。

 当日は生憎と朝から小雨が降り続いていましたが、数日前の天気予報で小雨を予測しており、比重と反応性の高い施工溶剤を準備しての施工と相成りました。・・・ただ、こう言う日の施工って言うのは、人も道具もそして材料も2倍程度準備しておかないと事は旨く進みません。水も給水車の3tを殆ど使い果たしてしまいます。

 当日準備した道具をザクッと紹介しますと、発電機2台・ポリッシャー3台・高圧洗浄機3台・給水車3t1台・500ℓタンク2個・バキュウム3台・バケット9個・T字ポール6本・切り替えポール6本・スクィジー他、3組体制に必要な小道具多数と言ったところです。

 歩道に敷設されているタイルは、2度焼きされた鮮やかなカラータイルで、橋を挟んで緩やかな勾配が点在しています。基本的には類似業者さんの溶剤レベルでは対応の難しいタイルだと思います。弊社が今回準備した溶剤は、仮称SP3(スペシャル3)で反応性と比重の関係で止むえず劇物レベルとなってしまいました。弊社においては通常、普通物扱いの溶剤を使用するのが基本なんですが、今回のケースみたいな特殊なタイルには、それに応じた溶剤が必要となります。例えそれが僅かに劇物に転じても滑りを抑制させる為には、止むを得ないのです。

 それ故に事前の準備と段取りが重要なんです。しかも小雨交じりの天候ですからね。・・・まずは高圧洗浄機でタイルの汚れを洗い流し、溶剤を塗布し易くする為に、後を追うようにバキュウムで丁寧に水を吸い取っていきます。更に塗布していく溶剤がタイルの目地を通じて排水溝に流れ込まない様にバキュウムを背後に待機させたりと、・・・一連の流れの中、整斉と作業を進めていきました。雨天時に防滑効果を速やかに、しかも確実に発生させる為には、溶剤の塗り方と塗布量の関係が大きなポイントとなります。

 吸い取ったり中和処理したりと、バキュウム班大忙しの中、施工は薄暗くなってきた午後5時頃に無事終了しましたが、・・・出張施工はいつもの事ながら疲れますナ。

 バタバタして休憩も余り取れなかった現場ではありましたが、楽しい出会いもありました。田舎町でしたので昼食の場を求め歩き、ランチの看板を目にし、やっとたどり着いた焼肉店の女将さんなんですが、すっかりお世話になってしまいました。・・・『何処から来たの』・・『大阪ですが・・』・・『エー。私尼崎の塚口に居ったのよ。』・・ってな話から始まって、大食漢の揃うメンバーに何やかやとサービスして持ってきてくれました。(通常料金でね。)・・・ホンマに富山で大阪のオバちゃんをやって頂いて有難う御座いました。感謝。

次回へ

 

 

  

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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