SUBERANAI BLOG すべらないブログ

箱根の山は天下の剣・・・最高峰温泉と戦う術は未だ見当たらず・・・

    温泉成分分析表を見つめつつ溜息をつく・・・  

勝てない相手と戦う感があります。恐らく過去に当温泉地で滑り止めを請け負った業者はまともな施工は出来ていないと思います。・・・何故私がこの様な表現をするのか・・・理由を述べます。

1つはマイナスイオン(硫酸イオン)が分析量の45%を占めている事。・・・もう1つ遊離成分(非乖離成分)であるメタホウ酸とメタケイ酸が分析量の34%を含有している事です。・・・この2つの数字は過去の経験則の中で私が独自に考案した測定値となります。・・・科学分析センターや温泉に関係する殆どの機関においても理解出来ない分野です。(もちろん類似業者も含みます・・・(笑))

上記2つの含有量が何故に滑り止め施工を困難にするのか・・・この件は私と仲間(SAFETYGROUPのノウハウとなるので記載を控えますが、・・・大きな壁が立ちはだかったものです。

生意気にも私は、依頼者に遠方故にデモ施工費用を頂くなんて事を言ってしまいました。・・・むしろ未熟故に授業料を払ってでもチャレンジさせてくれと頼むのが筋だと思います。・・・早速依頼者に電話にて事情を説明し、幸いにも思いが伝わりチャレンジさせて頂く事になりました。・・有難い。

そう言えば昨年、PH1.5の草津温泉の施工をやっています。・・・結論を言えば私的には決して納得出来るものではなかったのですが、依頼者が喜んでくれたので・・以降の有効なメンテナンスの手法をマニュアル化し、時折互いに電話で情報交換しながら現在も安全を維持しています。

今回の仙石原温泉と、何のどこが違うの?って事になりますが滑り止め施工に最も厄介な非乖離成分の含有量が2倍以上存在している事です。・・・皮膚炎とかリュウマチにおいて、低張性で浸透圧を考えたら硫酸イオンとメタホウ酸含有量が多い温泉は申し分のない最高のレベルにあると私は評価します。・・・反面、タイル内のシリカ成分に纏わりついたこの成分量が滑り止め施工に障害をもたらすのです。・・・滑り止めの効果は、適正にシリカ成分を溶かし隙間を形成する事で発生させるのですから・・・。

恐らく次週に出向く事になると思います。私が持ち合わせた引き出しでどこまで戦えるか・・・やってみないと分からないですよね。・・・(;'∀')

 

次回へ

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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