安全で快適な歩行空間とコンセプト
本日は、デモンストレーション施工について記したいと思います。
ご紹介する物件は、これから滑り止め施工を検討されるところです。
築10年程のマンションで、閑静な住宅街ということもあり落ち着いたコンセプトに感じます。居住者の方々は、この床材コンセプトも気に入っているということもあり見た目を変えずに、なんとか安全にしてほしいとのことです。
早速お見積り・・・ではありません
必ず現場調査させて頂き、デモンストレーション施工（テスト施工）を見て、触って、体感して頂いてからのお見積りとなるのを基本としています。
これからご検討される方へ（参考）
- お問い合わせ後
- 現場調査・デモンストレーション施工（10～30分）
- お見積書発行
- ご発注
- お打合せ（美観・グリップ具合・メンテナンス性等）
- 施工（基本1日、施工中通行可能）
このような流れになります。
防滑のデモンストレーション
続いて話を本題に戻し、現場調査後一部デモンストレーション施工します。
デモ施工を実施する最適な箇所は、もちろん一番滑りやすい場所なんですが、実施済みの箇所と未処理部では極端に差があるため、逆に危険になる可能性があります。
※デモ施工は、応急処置でなく、あくまでも美観及び効果のイメージをして頂くものです。
このようなアドバイスをさせて頂き、差支えのない箇所で居住者の方が検討中いつでも体感できるように、タイル数枚＋花崗岩（鏡面仕上げ）数枚を実施しました。
上記の写真のように、現場ですべて調合し施工材料製造時のデータを取ります。管理人様、居住者様などにヒアリングさせて頂き、歩行頻度や動線、メンテナンスサイクル等お聞きしながらベストなものに調合していきます。
このように、現場の床材及び環境に合ったものがオリジナルオーダーメイドなんです！
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- 左：処理済み 右：木処理
テープで区切らなくてもわかりますよね？新品同様に綺麗になっています。これがSafetyグループのME工法の付加価値なんです。蓄積された汚れや表面の汚れを除去することで、こんなにもきれいになるのです。
いつも見慣れた床材が当たり前になり、新品状態を忘れがちですが、思い出して下さい。これが新品同様の状態です。触った感じも、ザラザラなんかしてませんよ！花崗岩に関しては、光沢も維持したままなのです。見た目ではわからないとよく言われます。笑
薬剤で荒れてるんじゃないの？
このようなご質問多々ありますが、荒れてるなら見た目でわかりますし、触った感触でもわかります。
石材等の鏡面仕上げの床材に関しては、光沢なんてものはぶっ飛びます。残念ながら、SafetyグループのME工法はそんな不安はぶっ飛ばせます！床材の組成・構造を理解し、現場と床材をよく知っている我々だからこそできることなんです。
デモ施工をご覧になった方々は必ずビックリしてくれます。テーマの安全で快適な歩行空間はコンセプトを活かしてこそなんです。今回ご紹介させて頂いた物件の居住者の方々には、検討して頂き、安全で快適な歩行空間をご提供したいと思います。
百閒は一見にしかず・・・です！
是非、是非、一度「ME工法」のデモ施工を体感して頂きたいと思います。
この記事を書いた人
内藤 憲道
多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター（研究者）として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、（一部では）圧倒的な信頼を得ている。