ME工法の真価値は施工して初めて発揮される
防滑のトッププロであり続けたい・・・1
錦織圭の活躍で最近私もテニスにハマっています。もちろん生涯ファンを誓った阪神タイガースは別格ですが・・・。
ステージの中で培った能力を発揮できる圭ちゃんが羨ましくもあります。・・・弊社も一回だけ国交省主催の建築技術展で世界ランカー(大手ゼネコン他)を打ち負かし一等賞を貰った事はありましたが、当時世界唯一とも言えるこの技術を理解する人は現れませんでした。
技術展で受賞した事により、土木学会誌がその技術を掲載し紹介してくれた事もありました。・・・そして幾つかの問い合わせはありましたが、数字でしか判断できない方々を理解させるには至りませんでした。感覚と言うか、いわゆる官能世界は数字で明確に表現できない故に保全が難しいと言うのです。
床材を知らない米国のGM社が車のスリップ対策として発想し、唐津焼の町で生まれ育ち陶器・磁器を熟知している私が人の滑り防止対策として手探りで床材毎の薬品反応テストを幾度も続け、各々の石材・タイルの持ち味に適した溶剤を創り出しました。
ところが不本意にもいち早く世間にアピールしたのは私の元から離れた一部の新米代理店でした。代理店ビジネスをメインに全国展開をはじめたのです。目ざといって言うか、私が防滑に付けた翼に乗って飛び回っていました。随分と稼いだように聞いていますが、それはそれで彼等の能力であって評価に値するものと理解しています。
防滑施工にはさほど技術はいりません。誰にでも出来ると思います。それ故に多くの人が彼等に賛同したのでしょう。一気に防滑業界の土俵が大きくなったのは凄く喜ばしい事であって彼等の貢献には感謝すべきでしょう。
それなのに弊社とSLIPOUTが平然と技術力を公言しているのはとても不自然に思われる筈ですがその理由は二つあります。一つ目は20年もの間一つのトラブルも無かった事につきます。責任施工の意味を理解していれば当然の事です。
二つ目、これが技術力を公言する本当の理由となります。ここからの話は次回に記します。
つづく