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求められる防滑(滑り止め)

雨の日は、危険がいっぱい潜んでいます。そのなかでも、多い転倒・・・十分気を付けて下さい。本日は、こんな天気なので読んで頂いた方々には更に関心を高めてもらおうと思います。

転倒死の新聞記事

皆様がよく利用する駅やコンビニ、オフィスやマンション等様々なところでこんな看板目にすることが多くありませんか?

足元注意の看板

この看板、なんの対策にもなっていないことご存知ですか?

滑りやすくなっていますが、なんの対策もしていませんのでせめて看板だけでも
設置しています。超危険地帯なので、ご注意してください

と、いうように私は思えてなりません。

最悪のケースでは、転倒した場合一切の責任を負い兼ねます・・・。なんて記載しているところもあります。(論外ですね・・・)上記の記事の通り、『滑りやすいのでご注意してください』では済まされないのです。命にかかわるのですから・・・

転倒死が5,000人!?

転倒死の新聞記事

国土交通省国土技術政策総合研究所の調べでは、今後年間5,000人超の方々が命を落とされる可能性があると推計。現在で、すでに年間4,000人超の方々が、大切な命を落とされているのです。

国交省の建築品質研究官は

転倒や転落の要因は身体面・環境面とさまざまだが、死者を減らすには建造物側の安全性を高めればならない

と話しているのです。

つい最近まで、たまにしか見ることがなかった情報でしょう。しかし、すでに高齢化している我が国は更に高齢化の割合と共に増加するのです転倒事故の割合をしめているのは高齢者ですが、子供や若い世代も少なくはありませんいづれ、私も含めこの世代も高齢者となっていく為、他人事ではないのです

では、国土交通省の推計通りにしかならないのでしょうか?転倒事故を未然に防ぐことできますよね!

当グループ含め、日本中の様々な企業は、日々研究し大切な命を守る為取り組んでいます。残念ながら、私どもの力だけではすべての方々の命を守ることは難しいのです。皆様が、他人事だと思わずに関心をもって頂き、転倒事故を未然に防ぐ努力に協力してほしいと思っています。

推計の増加傾向から減少へ推移していくには、関心や意識、行動

国交省の研究官の死者を減らすには建造物側の安全性の高めればならないとありますが、建築関係者及び管理関係者だけの話ではなく、利用者も含めての話だと解釈して頂きたいと思います。

最後に、看板等の注意だけではなんの対策にもなりません。黄色信号ではありません!赤信号です!他人事だと思わず危機感を持ち、転倒事故を未然に防ぐ努力をしてくれることを願っています!雨の日は、十分注意して下さい!間違った看板(上記のような注意書き)が設置してある所には指摘してあげてください。

知らないだけかもしれません。教えてあげることで、未然に防ぐことにつながる可能性は大いにあります!

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

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