SUBERANAI BLOG すべらないブログ

ME工法の真価値は施工して初めて発揮される!3

防滑のトッププロであり続けたい・・・3

床材を覚えるのはそう簡単ではありません。♪上を向いて歩こう・・かの有名な坂本九の代表的な一曲ですが、21年前たった一枚のタイルに魅せられ心を奪われた私の応援歌となりました。・・♪下を向いて歩こう・・濡れたら滑りそうなモノないか・・・てな訳で外にいて歩く時はいつも下ばかり見てました。(笑)

気になるタイルを見つけると即効でタイル販売店に直行。注文してはそのタイルに適応する溶剤のテスティングを繰り返す毎日を2年ほど続けたと思います。

その結果、以前にも紹介したように私の実験室は床が抜け落ちんばかりのタイル・石材で埋もれる?ハメと相成りました。(笑)

だんご3兄弟ではないけれど同じシリカと言うDNAを持ちながら、組成構造及び粒子形の相違・焼成温度と焼成時間等々多くの条件変化により溶剤反応がことごとく変化する様は興味をそそるし面白い。

面白くて楽しくって平成11年半ば頃には80種余りの溶剤をつくっていましたね。・・・80種もの溶剤をつくった?・・・手前味噌ながら内藤さん凄いって思ったりしましたよ。(笑)

弾(用意すべき溶剤)も出来たし次のステップ(仲間づくり)へ足を進めた直後、いくつかの大きな問題に直面しました。

数社の代理店に5日間の研修を課しスタートしたのですが、皆なかなか理解してくれません。・・・GM(米国)レベルの塗ったら止まるは理解しよるのですが内藤流の適正適応のウンチクになると難しがってしまうのです。・・・80種もの溶剤をすべて使ってもらう為にその基本的な部分を指導したのですが・・・頭の固いいや失礼 (^-^; 生真面目な皆さんには受け入れにくいものと映ったようでした。

その4へ続く

この記事を書いた人

内藤 憲道

内藤 憲道

多種多様の床材や状態に合わせて滑り止め溶剤を調剤し、美観をまったく損なわずに滑り止め効果をつくる防滑のエキスパート。溶剤系滑り止めでは、業界の第一人者。全国で活躍する防滑業者の多くは、内藤の理論がベースになっているとかいないとか。メンテナンス業界では防滑に限らず床材のドクター(研究者)として知られ、大手ゼネコン、タイルメーカーはもちろん、同業者から現場相談を受けるなど、(一部では)圧倒的な信頼を得ている。

関連記事

コメントを残す

まずは
現場相談と無料デモ
試してみませんか?

当社の「現場相談」とは「現場検証」と思っていただいたほうが分かりやすいです。

滑りは単純なものでなく、床材、仕上げ、利用シーンなどさまざまな要因が絡みます。それらを客観的にプロの眼で確認することで、今なにが起こっているのか?を正確に把握できます。それらを認識せずに対策を行うと滑り止めはもちろん、美観維持にも支障が生まれます。

「現場相談」と「無料デモ」を組み合わせることで、

  • 滑りの原因の特定
  • 化学的な観点での納得の説明
  • その現場で有効な対策方法のアドバイス
  • 適正な溶剤や施工方法によるデモ作業

などを受けていただくことができ、ほとんどの方は当社のデモ作業の結果に驚かれます。

原因と対策が分かれば、問題の多くは解決します。もし、他業者で施工した床が滑り出した、滑りは止まったが美観が損なわれた、お客様の転倒でクレームが発生し対策を打ちたい、などの課題をお持ちなら、一度ご相談ください。全国対応可能ですよ。

お問い合わせ